コロナによる自粛期間が5/31まで伸びた。
僕が住んでいる東京は人口が多いということもあり、
自粛が強く叫ばれている地域でもあり、
普段通りの生活というのは遠い。
僕は音楽業界と呼ばれるところで、ライブやコンサートの制作をする仕事をしています。
仕事を説明する際には少々困ることが多いんですが、ライブやコンサートがやりたい人の希望を叶える仕事と説明しています。
僕の場合の仕事のスタートは、大まかに3つあります。
- アーティストやアーティストの所属する事務所からコンサートをやりたいという希望をもらって動くパターン
- 自らイベントを主催して、アーティストをブッキングして、イベントを開催するパターン
- 他の人がスタートさせたツアーやイベントのお手伝いをするパターン
大規模な会場は2年前、ライブハウスなどでも1年前からスケジュールの調整を行い、公演の宣伝スケジュールやプラン(ドラマや映画のタイアップ・CM案件の調整・SNS施策など様々)をアーティストやマネージメントさんと練り、準備を進めたりします。
今から新規案件を立ち上げるにしても、いつ収束が見えるかわからないところから大変リスキーなのと、徐々に持ち直すにしても今まで通りの販売が見込めないので、段取り・予算などを全ての見直しが求められます。
こうした見直しは怠るべきではないのですが、衣食住の後に来る職業なので、非常に先行き読みづらい博打のような職種であるように思えます。
僕はアーティストを抱えている事務所とは違い、そこから仕事を頂いている手前、アーティスト稼働が見込めなければ、仕事として全く成立しない職業になってしまうので、事業体系をそもそも見直さなければならないのかなと感じていました。
先ほどの仕事の3に当たる部分は、減らしていこうと、そもそも思っていました。
仕事の仕方にもよるのですが、基本1本いくらという単価でやっていることが多いので、仮にそういった案件を300日やっても、天井が見えてしまうビジネスになってしまいます。
しかもそれを生業にしていて、同じ働き方を10年後もできますか?となれば、はっきりイエスとは言いにくいくらいの体力勝負です。
好きなことを仕事にしている手前、
あまりビジネスだとか経営者目線で仕事を捉えると面白くなくなってしまうので、
可能な限り自分のアンテナに引っかかったものを面白くしていけるようにしていきたいと考えた結果、お手伝い的な仕事(ここでいうところの3番的な仕事)はお断りして、立ち上げから関われるところを探してスタートしたいなと思っています。
現状関わっているアーティストが3組ほどいるので、
3アーティストに関しては継続してお仕事をしていけるようにとプランニングから口出しをちょこちょこしています。
しかし・・・業界的には全然明るくなく
今月もライブハウス・クラブの閉店が明らかになったり。
https://kaiten-heiten.com/category/sightseeing-leisure/live/
ロッキンが中止になったり
https://natalie.mu/music/news/379078
お客さんがフェイスシールドをつけて、
ライブを観るという日も訪れそうです。
実際配信ライブとライブでは、熱量とか他者との現場での共有が難しいなと、
改めて感じてます。
次回この話題に触れる際は、コロナとの共存対策を考えて、ここに書きたいと思います。
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